20周年記念事業

 日本介護福祉士会は平成26年2月12日に創立20周年を迎えました。 これらを記念して2月22日東京ビックサイトにて行われた創立20周年式典では、各界から多くのご出席をいただきました。
 また、記念事業として、様々なことに取り組みました。

20周年式典

 日本介護福祉士会創立20周年記念式典の開会式は石橋真二会長の挨拶で始まりました。 その中で、石橋会長は日本介護福祉士会創立当時を振り返ると共に、この20年間に日本介護福祉士会の発展に携わった会員や関係者に対し感謝の意を示すと共に、 多様化・高度化する介護ニーズに対応できるよう、原点に立ち返り、介護福祉士としての専門性の向上や職業倫理の確立、社会的評価の向上を期した努力を継続すると述べました。 その後、田村憲久厚生労働大臣の挨拶が、代理出席された武内和久氏(厚生労働省社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室室長)により読み上げられ、 日本介護福祉士会設立の志に立ち返り会として発展・拡大を遂げ、100万人を超える介護福祉士の社会的評価や専門性の向上のために中核的な役割を遂げることを期待しているというメッセージが伝えられました。 また、斎藤十朗氏(社会福祉法人全国社会福祉協議会会長)を始め、数多くの来賓にご臨席いただきました。

 引き続き、表彰式及び感謝状贈呈が行われ、日本介護福祉士会設立以来一貫して介護福祉士の資質や社会的地位の向上に向け尽力し、会の発展に貢献された方116名が表彰されました。 その後、表彰者を代表して田中雅子名誉会長及び中央法規出版株式会社に対し感謝状の授与が行われました。

 午後は、初めに武内和久氏(厚生労働省社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室室長)より基調講演が行われました。

 続いて、太田貞司氏(聖隷クリストファー大学大学院社会福祉学研究科教授)をコーディネーターに迎え、シンポジウムが開催されました。

 その後、会員によって事例発表が行われ、発表者が介護福祉士として働く理由や支援にあたる際の思い、また、利用者への支援事例が報告されました。

 さらに介護福祉士の資格取得方法の見直しに係る改正規定の施行が1年延期されたことについて説明が行われました。

 最後に、日本介護福祉士会創立20周年記念式典は、参加者全員で「公益社団法人日本介護福祉士会20周年宣言文」を読み上げ、盛会のうちに幕を閉じました。

シンポジウム

 「介護福祉士の現状と展望、介護福祉士の使命」と題して様々な職種・立場からの意見により、介護全体における現在の介護福祉士像、 また、これから求められる介護福祉士会の未来像について議論を深めるためにシンポジウムを実施し、シンポジストに村上勝彦氏(全国老人福祉施設協議会副会長)、 高椋清氏(全国老人保健施設協会副会長)、田中傳一氏(日本介護福祉士養成施設協会副会長)、長井孝子氏(長野県介護福祉士会会員)、石橋真二会長の5名を、 コーディネーターに太田貞司氏(聖隷クリストファー大学大学院社会福祉学研究科教授)をお迎えしました。

 始めに、太田貞司氏より、この20年における現場で提供される支援の変化について説明があり、今後更に支援の質を高めていくためには、介護福祉士が地域支援の中核となり、 後進の指導や他専門職との連携を図る必要がある、と述べられました。

 続けて、石橋真二会長より20周年記念事業の一貫として実施された「介護福祉士を取り巻く環境とニーズに関する調査」の結果報告がありました。この結果を受け、 調査で明らかになった課題に対応するため、今後は介護福祉士の労働環境整備への支援や個々の介護福祉士への支援を更に強化し、 介護福祉士制度の発展を図る、と述べました。

 長井孝子氏は、多様な知識と的確な伝達力を持ち、認定介護福祉士(仮称)モデル研修で学んだことを活用し、利用者の当り前の生活を支援するために、 介護のプロセスを言語化し、根拠を持って介護チームヘの指導や他職種連携を図っていきたい、述べられました。

 田中傳一氏は、介護福祉士養成校の置かれた現状を打開するためには、高い専門性を持つ介護福祉士を養成する必要があり、そのためにも現場の介護福祉士と連携していきたい、述べられました。

 村上勝彦氏は、一人一人の介護福祉士が専門性の向上を図り、それぞれの周囲からの評価を高めていくことで、介護福祉士全体の社会からの評価を向上させるという視点が重要である、と述べられました。

 高椋清氏は、介護福祉士の質の向上を目指すだけでなく、質の向上に見合う処遇改善が行われることが望ましいと述べられました。

 シンポジウムは、日本介護福祉士会が中心となつて介護福祉士の専門性の向上に取組み、 また、積極的に介護制度や福祉人材確保対策に対する提案を出す必要があるということを確認し、終了しました。

介護福祉士を取り巻く環境とニーズに関する調査

介護および介護福祉士のイメージおよび実態把握のための調査を実施しました。調査結果は次の通りです。
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