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平成 18 年 5 月 8 日
社団法人 日本介護福祉士会
会長 田中 雅子 様
社団法人 日本介護福祉士会
理事 堀田 力
来る 5 月 9 日の第 1 回理事会には、先にご返事しましたとおり、キャンセルできない
先約がありますため、欠席せざるをえないのですが、昨今のいわゆる怪文書問題につき、
私も名誉を毀損された理事の 1 人として、下記のとおり意見をしたためますので、対応
をご協議される際にご勘案いただきたく存じます。
記
「日本介護福祉士会刷新を求める有志の会」(以下「有志の会」と略称)名義で 20
06 月 4 月に、日本介護福祉士会会員等に配布された 2 通の文書(「栃本一三郎氏支配
体制を排斥しよう!」と題するものを以下第 1 文書と、また、「大学人・栃本一三郎教
授の倫理性に疑問!」と題するものを以下第 2 文書と略称)には、次のような特徴があ
る。
@「有志」が誰なのか名乗らず、身元を特定できないやり方で、栃本教授等を誹謗
する無責任なものである。
A 両文書の目的は、文面及び時期などからして、来る 5 月 9 日に予定されている日
本介護福祉士会の会長選挙において、田中雅子現会長の方針を承継する候補者を排
斥し、同会長の影響力を減殺することにあることが明らかであるが、第 1 文書にい
う「田中・栃本体制」について、仮にそういう体制になっているとして、そのいか
なる政策、方針、あるいは運営のあり方等が介護福祉士たちに好ましくないのか、
具体的記載は両文書ともになく、また、有志の会がどのような新しい政策、方針、
運営のあり方等を打ち出して「刷新」しようとしているのか、これについても具体
的記載は一切ない。
したがって、有志の会(及びその背後にある者)は、日本介護福祉士会の刷新な
どは考えておらず、ひたすら会長人事を思うままにし、両文書では秘めている有志
らの意図を実現することを企てていることが、文書自体から明らかである。
B 第 1 文書にいう「栃本氏が組織、予算全てを掌握し、田中会長をロボットにし」
ているなどとの誹謗が虚偽であることは、日本介護福祉士会の運営に携わった者に
は明らかであろう。また、第 2 文書の「栃本氏が前回会長選挙の際、外部理事仲間
に電話をして田中会長勝利を演出した」との記述が虚偽であることは、外部理事で
ある私には明白である。さらに同文書における、「介護サービス従事者の研修体系
のあり方に関する研究会」の委員である私、若月健一全国老人保健施設協会常務理
事、栃本氏が入っているのは、「栃本氏の影響力行使による利益誘導である」旨の
記述は、私及び若月氏が日本介護福祉士会の理事としての職務を果たす際に栃本氏
の影響力を受けるという、私及び若月氏の判断力と人格を侮辱し、名誉を損なうも
のである。
両文書は歪曲した事実を連ねる悪意に満ちたものというほかない。
このような両文書を作成、頒布し、また、これにかかわった者に対しては、直ちに名
誉毀損罪で告訴し、司直にその解明と処罰を委ねることも考えられるが、被害者である
私個人としては、多忙な司直の手に即時解決を委ねるのは尚早であり、まずは日本介護
福祉士会として、会の信用を損なう卑劣かつ無責任な有志及びその背後にある者の特定
に努力を傾注し、その動機を明らかにしたうえ、禍根を絶つための措置を採るのが相当
と考える。
また、有志の中にいささかなりとも日本の介護福祉士の向上を願う者がいるならば、
名乗り出て向上のための具体策を提言すべきである。
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