お知らせ
2020.07.15
令和2年7月15日。今村副会長が第25回社会保障審議会福祉部会に出席しました
今回は、WEBを活用した開催で、地域共生社会実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律の概要、社会福祉法人の事業展開に係るガイドライン(案)等について議論が行われました。
今村副会長は、今般の国会審議において「介護福祉士国家資格の取得方法に係る経過措置」が延期されたことについて、前会長の石本もこの部会で都度発言し、厚生労働省に提出した要望書でも「資格取得一元化は速やかに行うべき、又、確実に行うべき」と一貫して申し上げてきたが、改めて延期決定は遺憾である旨、発言しました。
そのうえで、更に5年の延期が決まったが、残された期間、いわゆる暫定的な経過措置期間の中で、衆参両院の附帯決議を踏まえつつ、介護福祉士の資格「そのものの価値」を高めることが必須と考えている旨。
今回の延期の議論が、外国人留学生に関する課題を中心に議論されてきた結果と理解しているが、本来的には日本人・外国人を問わず、介護福祉士を目指す機運が高まることが重要であり、その為には介護福祉士の資格そのものの価値や制度上の役割、位置づけが明確になっていくことが必要である旨。
そのためには、関係団体をはじめ、本日お集りの皆様のご協力を得ながら、介護福祉士という資格そのものの価値を一層高めるよう努めたい。国におかれては、その本質的な議論が継続的に行われるための力強い支援をお願いしたい旨。等を発言しました。