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2020.09.14

令和2年9月14日。藤野常任理事が第185回社会保障審議会介護給付費分科会に出席しました。

今回の介護給付費分科会では、令和3年度介護報酬改定に向けて、自立支援・重度化防止の推進をテーマにした議論が行われました。

藤野常任理事は、自立支援、重度化防止の推進にあたっては、身体機能の向上と合わせて、利用者の楽しみや生きがい、尊厳が担保されることが大切である。加算はより良い姿への誘導であるはずで、利用者がそのより良い姿を望んでいることが前提となる。それを受けて現場がモチベーションを持って取り組み、その結果、その取組が評価され、加算につながる、と言う流れであることを再確認したい旨。加算によって得られる効果は利用者の望みであり、利用者のためであるはずで、加算取得自体が目的化されてはならない旨。発言しました。

また、そのためには、利用者や家族、現場が加算の目的を真に理解する必要があるが、それを現場に馴染ませるためには一定の期間が必要であり、前回の改定から2年で劇的な成果・効果を推し量るのは難しいこと。複雑化する制度の中で利用者や家族の理解が追いついているのか疑問があること。利用者のQOL向上に効果的な取組であっても、取得率が低いのは、現場の現状とミスマッチであると考えられること。等があり、これらの視点を踏まえて、妥当性や合理性を検証すべき旨。等について発言しました。

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