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2020.11.16

令和2年11月16日。藤野常任理事が第193回社会保障審議会介護給付費分科会に出席しました。

今回の介護給付費分科会では、平成30年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和2年度調査)の結果(速報値)が共有されたうえで、令和3年度介護報酬改定に向けて、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、特定施設入居者生活介護、認知症対応型共同生活介護、通所介護、認知症対応型通所介護、療養通所介護、通所リハビリテーション、短期入所生活介護、短期入所療養介護、福祉用具貸与、住宅改修、訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導等をテーマにした議論が行われました。

藤野常任理事は、小規模多機能型居宅介護の機能強化等(訪問体制強化加算)について、対応案では、訪問回数が多い事業所を評価するとされているが、訪問介護では、通常より訪問回数が多い場合には検討が行われることとなっている。いずれも本質的には、訪問回数の多い少ないではなく、利用者にとっての必要性に見合った訪問となっているかの評価が必要である旨。通所介護・通所リハビリテーションの入浴介助加算について、計画的に自立支援が行われる仕組みは重要だと考えるが、「自身または家族等の介助によって入浴が行えるよう」と記載されているが、そのことで家族の介護負担が過剰にならないようご配慮いただきたい旨。また、訪問介護の看取り期における対応の充実について、看取り期の支援は、短期間集中的に行われることも多く、柔軟な対応が求められるため、2時間ルールの弾力化に賛成である旨。発言しました。

さらに、訪問入浴介護の新規利用者の受入れの手間に係る評価及び清拭又は部分浴を実施した場合の減算について賛成する旨。特に前段については、事前の調整は、質の高い介護サービスを提供するために必要な要素であり、評価すべきと考える旨。等について発言しました。