お知らせ
2020.12.02
令和2年12月2日。藤野常任理事が第195回社会保障審議会介護給付費分科会に出席しました。
今回の介護給付費分科会では、令和3年度介護報酬改定に向けて、運営基準に関する事項について議論が行われました。
藤野常任理事は、全体的なところで意見を述べるとしたうえで、利用する側にとって利用しやすく、働く側にとって安心して働ける環境整備が必要である。もちろん、介護現場に身を置く一人として、現場が人手不足である厳しい現状は十分理解しているが、だからと言って利用者に不利益をもたらす恐れのある見直しを安易に賛成することはできない。尊厳やサービスの質は必ず担保されるべきであり、一方現場職員に過度な負担を強いることはできない。他の委員のご意見にもあるように、合理化や効率化にのみ焦点をあてるような印象の緩和策にならないよう、極めて慎重に検討されるべき旨。発言しました。
また、グループホームの外部評価の件について、運営推進会議が場合によっては現場報告に留まっている現状もあることを踏まえ、質の向上につながるような会議になる工夫が必要と考える旨。等を発言しました。