お知らせ
2020.12.18
令和2年12月18日。藤野常任理事が第197回社会保障審議会介護給付費分科会に出席しました。
今回の介護給付費分科会では、令和3年度介護報酬改定の審議報告等について議論が行われました。
藤野常任は、冒頭で、コロナ禍で大変な中で、報告書をまとめてくださった事務局を労いの言葉を述べたうえで、以下について発言しました。
1)通所での個別の入浴計画作成に関して、多職種の中に介護福祉士を明記していただいたことに謝意をのべたうえで、介護福祉士が専門性を生かすことで、利用者にとってより安全で安心した入浴ができると考えており、職能団体としても今後も努めてまいりたい旨。
2)今回の改正で複数の人員配置基準の緩和について、これまでも申し上げてきたように、利用者のサービスの質、尊厳が損なわれることが決してないよう、適切な対応を重ねてお願いしたい旨。
3)特定処遇改善加算では、リーダー級の介護福祉士に処遇改善が行われる内容となっているが、介護福祉士が介護職の中で、チームマネジメントや中核的役割を適切に担うことが介護職の離職防止や介護の仕事への訴求力を高めることになると考えており、今後も継続して介護福祉士の役割や責任についての本質的な議論をお願いしたい旨。