お知らせ
2022.03.17
令和4年3月17日。及川会長が第209回社会保障審議会介護給付費分科会に出席しました。
今回の介護給付費分科会では、令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和3年度調査)の結果についての報告があり、議論が行われました。
及川会長は、「LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの利用可能性の検証に関する調査研究事業」の結果概要を踏まえ、介護サービスの利用者の状態変化やサービスの効果などは、利用者の生活場面の違いも様々であり、各サービス提供者が捉える変化や効果を、より客観的に共有できる点で、LIFEは有効である旨。介護は、適切にPDCA(介護過程)を取り廻し、行われるべき専門的なものであり、LIFEを導入することで、しっかりとしたアセスメントの方法や頻度が担保されることは介護サービスを利用される方々にとって有意義なことである旨。を発言しました。また、そのうえで、課題として、①小規模の事業所であってもソフト導入や入力時間を確保すること、②LIFEの主旨を踏まえ、適切に活用できる体制を整備することを挙げ、今後、LIFEの活用を推進しようとする場合は、これらを担保するための工夫が必要である旨。等について発言しました。