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お知らせ
2022.09.12

令和4年9月12日。及川会長が第97回社会保障審議会介護保険部会に出席しました。

今回の介護保険部会でも、前回に引き続き、地域包括ケアシステムの更なる深化・推進に関する議論が行われました。

及川会長は、現状・課題の「家族を含めた相談支援体制の推進」について、高齢、要介護状態になられたご本人の家族にとっては、介護が必要な状態に直面してはじめて考える方も少なくなく、不安になる問題であり、丁寧に対応することが必要であること。他方で、現状・課題の「地域包括支援センターの体制整備」「介護予防マネジメント業務について」のなかで、地域包括支援センターの業務負担の問題が大きく捉えられていること。等を踏まえ、地域住民が、地域の中で、認知症を含め様々な課題を抱えつつも、それぞれの生活・くらしを維持・継続させるためには、生活そのものを整えたり、地域の中でQOLの維持向上に資するための支援を行うことが重要であり、生活支援の専門職である介護福祉士を効果的に活用することが考えられる旨。発言しました。

また、これを踏まえ、現在、介護予防から看取りまで幅広く横断的に、ライフイベントに応じた生活の整え方に対応する介護福祉士としてさらなる専門性の高度化を目的として認定介護福祉士養成の研修を行っており、将来的には、地域包括支援センターをはじめとする地域支援の核となる機関に配置するなどして、住民が高齢や認知症になってもその人らしい生活を送ることが出来る地域基盤を整備されることを望む旨。等について発言しました