認証・認定機構について ABOUT US
機構長挨拶
多様化する介護ニーズと認定介護福祉士の養成について
日本は世界に類を見ない超高齢社会が続いており、介護ニーズはますます多様化・複雑化しています。
また、人口構造や高齢化の進展には地域差があり、介護ニーズの量や内容も地域によって大きく異なっています。
このような状況の中で、介護サービスの質の確保・向上は今まさに大きな課題であります。
この課題を解決するためには介護福祉士が専門職としての役割を十分に発揮するとともに、その専門性をさらに高めていくことが求められています。
認定介護福祉士に期待される役割と人材育成
そして、介護福祉士としての高度な実践力を基盤として、介護現場の介護福祉士等を支援・育成し、介護現場全体の質の向上を図る役割を担うのが認定介護福祉士です。
認定介護福祉士は、2007年の衆議院、参議院厚生労働委員会の附帯決議、社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な指針、及び2011年の今後の介護人材養成の在り方に関する検討会報告書等において、介護福祉士のより高い専門性を認証する仕組みについて早急に検討すべきであると示されました。
このような状況を受け、2011年度より、関係団体等が連携して、認定介護福祉士養成研修カリキュラムの検討やモデル研修を実施して、認定介護福祉士の仕組みが誕生しました。
認定介護福祉士には、高度な介護実践だけでなく、介護の根拠を言語化し、多職種との連携を推進するとともに、職員の育成や教育、チームマネジメントを通して介護現場全体の質の向上を図る役割が期待されています。
介護の質を確保・向上していくためには、専門的な知識・技術を備えた人材の育成が不可欠です。そのためには、基礎的な知識・技術を確実に身につけることはもちろん、OJTの充実やケアカンファレンスを継続的に実施し、実践を振り返りながら応用力を高めていくことが重要です。
現在の介護現場には、人材不足や利用者ニーズの多様化など、さまざまな課題があります。こうした状況の中で生じる介護実践上の課題を、介護福祉士一人ひとりが主体的に整理し、考え、改善につなげていくことが求められます。
そして認定介護福祉士は、その取組を専門的な立場から支援し、介護福祉士が力を発揮できる環境づくりを推進していくことが重要であると考えます。
今後も当機構は、認定介護福祉士の養成をさらに進め、地域包括ケアシステムの推進に寄与してまいります。
また、認定介護福祉士の活躍や、その能力及び専門性を広くお示しする機会を積極的に設けてまいります。
前機構長である大島伸一相談役をはじめ、お力添えをいただいた皆様、関係各所の皆様に深く感謝申し上げるとともに、引き続きのご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
認定介護福祉士認証・認定機構機構長
及川 ゆりこ