令和3年度 「介護の日」
企画『ケアニン〜あなたでよかった〜』無料オンライン上映会のご報告
『介護の日(11月11日)』にちなみ、多くの国民の皆さまに『介護』について理解を深めていただくため、『介護』について考える機会を提供する目的で企画いたしました。
前年、令和2年度に、日本介護福祉士会にて例年開催している全国大会・学会がコロナ禍の影響で開催を断念した際、代替企画として第1回のオンライン上映会を開催し、多くの方より、「介護の理解が深まった」「介護の価値を感じた」「今後も介護の仕事を続けていきたい」等の感想が寄せられたことを踏まえ、本年度は「介護の日」企画として開催させて頂きました。(令和3年11月5日(金)から11日(木)まで)
その結果、定員の2,300名を超える方がご視聴し、400名を超える方から感想が寄せられました。
フリーアンサーでは、初心の頃の気持ちが蘇った、自分が介護従事者であることを誇りに思うことができた、明日から頑張ろう!と元気をもらえた、などのご意見を多くいただきました。
ケアニンという映画が、本来の介護の魅力の再確認を促し、多くの国民の皆様に介護の価値を伝えてくださったと考えています。
対談ムービー
今回の上映会では、本編のほか、『ケアニン〜あなたでよかった〜』原案・エグゼクティブプロデューサーの山国秀幸氏と日本介護福祉士会会長の及川ゆりことの対談も上映されました。
ケアニン上映のアンケート結果(抜粋)回答数:449名
Q1.映画にどれくらい満足しましたか?
Q2.『ケアニン』のオンライン上映にまた参加したいですか?
Q3.『ケアニン』を周りの人に勧めたいですか?
Q4.映画を観て認知症への理解が深まりましたか?
Q5.映画を観てモチベーションが上がりましたか?
Q6.映画を観て介護職へのイメージがよくなりましたか?
Q7.映画の感想を、ぜひ教えてください。
- とても暖かく優しい映画でした。 介護福祉士のイメージが変わりました!介護する方も、される方も、生き生きとしていて理想的でした。こんな施設がたくさん増える社会になるといいな。
- 忘れてた初心の頃の気持ちが蘇りました。理想だけではやれない仕事ですが、常に利用者に寄り添うことができる介護福祉士でありたい思います。
- 利用者様の歴史や心に寄り添う事がその家族も支える。それがケア・介護だと再認識させられました。人の命に、心に寄り添える介護職に出逢えた事に感謝です。
- 介護の仕事に就いて20年が経過し、経営者(施設長)側となり、改めて介護の素晴らしさや人と関わる事の意味を振り返り、自身が行う介護ではなく、今後は育成する側として活かしていけるように頑張ろうと思いました。
- 介護福祉士として働いています。 認知症の方への対応を見て、自分も真摯に向き合おうと思いました。明日からさぁ頑張ろう!と元気をもらえたような気がします。ありがとうございました。
- 最期のインタビューのお話がとてもよかったです。製作者の思いや、介護職の思いや現実を皆さんに知ってもらえてうれしく思いました。
- ありがとうございます。 励みになりました、明日から利用者様への接し方、向き合い、今一度初心にかえり 利用者様の人生を大切にしていきます。
- まだ介護現場で仕事をして1年3か月なので、介護福祉士の資格試験は受けていませんが、このような機会に恵まれて、がんばって資格試験まで受けてみようかなと思い始めました。ありがとうございます。
- 介護の仕事や介護をすることについて悪いイメージが世の中に広まっていると感じるので、この映画をみて、介護がどのようなものかを多くの人に知ってほしい。 訪問の仕事をしているが、小規模多機能型の事業所で働いてみたいと思った。
- 日頃の業務を改めて客観的に見る機会となり、自分が介護従事者であることを誇りに思うことができました。
- とても思うことがあり、初心を忘れず、これからも学びや気付きを意識しながら、ご利用者様に少しでも寄り添い、出会えて良かったと思っていただけるよう頑張りたいと思います。
- 初めて介護の施設に来て看取りを経験した時の気持ちを思い出しました。向き合う辛さも含めて看取りを行う。大切にしたいです。
- 介護業界の方々だけでなく、むしろ、そうでない方々、様々な方々に見て頂きたい映画だと思いました。介護職は特別な仕事ではないし、大変で辛い仕事ではないと思っていますが、まだまだ介護に対する周囲の考え方は、 実際働いている現場のスタッフとはかなり違っていると思います。この映画は、介護に対する考え方が変わる映画だと思います。 明日からも頑張って、楽しく仕事しようと思える素敵な映画でした。見ることが出来てよかったです。
- ありがとうございました。介護職を始めた頃に、認知症のお年寄りに出会って早いもので25年以上が過ぎました。お年寄りとお別れする時は、いつももっとして差しあげる事があったのでは、と思います。その時その時の最善を尽くして来たつもりです。介護の魅力が世間に伝わり介護職が増えてくれることを願っています。介護職を映画に取り上げて頂き、ありがとうございました。
- 人間同士なので、仕事とはいえ、腹も立つし、後回しにしてしまうことも有ります。そんな事も含めて介護の現場は日々回っているのだと感じます。私も、新人を指導する立場に居るので、映画の中の先輩達の自然なサポートや責任感を見て、明日からまた頑張ろう!って力になりました。素敵な映画、ありがとうございました。
- 涙が止まらなかったです。 介護は自分には無縁と思って目を背けていましたが、先週から退院してきた母の在宅介護がスタートしました。自分らしく生活し続けるシステムが用意されていたことに感謝でいっぱいです。映画を見て、後悔のない日々を送りたいと思いました。オンライン上映、ありがとうございました。
Special Thanks
本企画は、一般の皆さま方から寄せられた寄付金と、 公益財団法人社会福祉振興・試験センターからの助成金を活用して開催されました。
寄付者一覧
寄付金をお寄せいただきありがとうございました。
法人の方
- 株式会社スキルプリネット
- 東洋羽毛工業株式会社
個人の方
- 池田 正芳
- 鈴木 麻子
- 増原 秀樹
- 丸山 晃
(敬称略・50音順)