介護福祉士会について

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介護福祉士の役割

介護福祉士には、介護現場において専門性をもって、チームケアを推進する際のリーダーとしての役割を担うことが期待されており、このことについては、厚生労働省の社会保障審議会の報告において、以下のように示されています。

  • 今後、介護サービスの利用者がさらに増加していく中で、利用者のニーズが複雑化・多様化・高度化することが見込まれ、そのようなニーズ的確に対応するには介護職がグループで関わることが重要になる考えられる。
  • 介護職には、介護未経験者から介護福祉士まで多様な人材がおり、それぞれの人材が有している知識・技術に応じて役割を担うことになる。
  • 利用者の尊厳と自立の支援に向けて、サービスが適切に提供されているかの管理など、人材及びサービスの質のマネジメントを担う者が必要である。
  • 介護職として従事している介護福祉士は、介護職員の約4割を占め、介護報酬上も介護の専門職としての評価がなされている。(サービス提供体制強化加算)
  • 上記を踏まえると、利用者の多様なニーズに対応できるよう、介護職のグループによるケアを推進していくにあたっては、その中でリーダーの役割を担う者が必要であり、その役割を担うべき者としては、介護福祉士の中でも一定のキャリアを積んだ(知識・技術を習得した)介護福祉士が適当である。

社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会「介護人材に求められる機能の明確化とキャリアパスの実現に向けて(概要)」(平成29年10月)

その上で、介護福祉士がリーダーとして担うべき役割と求められる能力について、以下のように整理されています。

高度な技術を有する介護の
実践者としての役割
介護ニーズの複雑化・多様化・高度化に対応していくためには、より専門的な知識・技術が必要となることから、多職種と連携しながら、様々なニーズを持つ利用者への対応といった役割を果たすべきである
介護技術の指導者としての役割 多職種によるチームケアの中で、介護職がグループとして利用者に対する質の高い介護を提供するため、グループ内の介護職に対し、個々の介護職員の意欲・能力に応じて、利用者のQOLの向上に資するエビデンスに基づいた介護サービスの提供に向けた能力開発とその発揮を促す環境づくりの役割を果たすべきである
介護職チーム内のサービスを
マネジメントする役割
利用者の尊厳と自立を支援するためには、介護計画等に沿った介護サービスの提供と、サービスの質の把握・改善等のマネジメントが行われる必要がある。このため、リーダーは、介護職のグループの中で介護過程の展開における介護実践を適切に関するする役割を果たすべきである。

社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会「介護人材に求められる機能の明確化とキャリアパスの実現に向けて(概要)」(平成29年10月)