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会長挨拶

公益社団法人 日本介護福祉士会会長 及川ゆりこの写真

「介護福祉士は、国民が安心できる社会生活を保障します。」

公益社団法人 日本介護福祉士会
会長 及川ゆりこ

2025年から2040年に向かい、介護サービスの需要はさらに高まるといわれています。その渦中にいる私たちは、どのような役割を果たしていくのでしょう。

介護福祉士に求められる役割は、国民の社会生活をより良いものにすることです。その一つが、老いていく親の生活を安心して任せられる「介護離職ゼロ」の社会にすること、もう一つは、介護予防から、認知症ケア、ターミナルケア、障害福祉サービス利用者の高齢化に伴う「65歳問題」など、複雑化・多様化するニーズへの対応が求められる介護福祉現場のリーダーとして、チームケアのマネジメント、チームメンバーの指導育成を行い、クオリティーの高いケアを提供することです。

今般の新型コロナウィルス拡大においては、私たち介護福祉士や介護職の必要性がクローズアップされ、国民の生活に欠かせない価値ある仕事であることが社会的に再認識されました。

これから、介護サービスの需要がさらに高まること、少子高齢化の影響で私たちの仲間が充分に増えていかないこと、多様な人材の受入れによる指導方法の在り方について、改めて考えていく必要があること、などの課題も見えています。これらの課題はいずれも介護福祉の専門職である私たちが向き合うべき課題です。

職能団体として、これらの課題を介護福祉士と共有し、多くの議論を重ねいくつもの答えを創造してまいります。

私たちの誠実な介護実践は、国民が求めるものであり、国民の生活に安心を約束するものであるのです。

「介護福祉士は、国民が安心できる社会生活を保障します。」
このために私は、全国の会員の皆様の声を集めに参ります。

会員の皆様の意見に耳を傾けながら、私たちが今何をすべきか議論を重ね、答を出していこうと考えております。今後ともご協力を賜りますようお願い申し上げます。