• トピックス一覧
  • 令和6年度「介護福祉士リーダー養成・研修等事業」の実施報告
お知らせ

令和6年度「介護福祉士リーダー養成・研修等事業」の実施報告

日本介護福祉士会では、令和6年度に、公益財団法人社会福祉振興・試験センター及び株式会社福祉医療共済会の支援により、「介護福祉士リーダー養成・研修等事業」として、介護業務の知識とスキル及び高い倫理性を備えマネジメントの役割を担うことができる、介護人材を育成するためのプログラム開発等を行い、その報告書を提出しました。

(事業概要)

1 有識者等による検討会の開催

介護現場における生産性向上と、デジタル・テクノロジーの導入・利活用を推進できる人材を育成するための研修プログラムを検討するため、介護サービス事業所管理者、介護職員、介護ロボット・ICTに関する有識者で構成される検討部会を設置し、計14回開催した。オンデマンド動画の見直し、調査企画、セミナーの検討等の具体的な検討を行った。

【生産性向上中核人材育成プログラム検討部会】

・酒井賢一 氏:部会長(日本介護福祉士会 常任理事/株式会社そよかぜ 専務取締役)

・舟田伸司 氏(日本介護福祉士会 常任理事/黒部市介護老人保健施設カリエール 介護係長)

・宮本隆史 氏(社会福祉法人善光会 理事 最高執行責任者/株式会社善光総合研究所 代表取締役社長)

2 調査

(1)介護サービス施設・事業所へのヒアリング

生産性向上に関する取り組み実績がある2施設に視察・ヒアリングを行った。業務改善や介護テクノロジー導入・活用に関する好事例や、中核となる人材に必要とされる知識やスキルについて情報を収集し、プログラム検討の参考資料とした。

(2)「デジタル・テクノロジー基本研修」修了生を対象とする調査

介護現場の生産性向上を促進する中核人材育成プログラムとしての効果を検討するため、令和5年度に実施した「デジタル・テクノロジー基本研修」の修了者を対象に、研修修了後の取り組み状況についてアンケート調査を行った。

3 介護現場の生産性向上に関するセミナーの開催

介護テクノロジーの導入によって、生産性向上に取り組んだ施設・事業所による事例報告と、有識者による解説等で構成したセミナーを開催した。

以上